情報伝達において、ブレることがない要素があります。それは、「数字」です。
例えば「とても大きい」という表現は、人によって感じ方はそれぞれ異なります。
ではこの表現はどうでしょうか。「1000人の聴衆」は誰にとっても1000人ですし、「25センチの靴」と聞いたら、誰もが同じ大きさを思い浮かべるでしょう。
数字で表現するということは、例えば子供にもお年寄りや、外国人にも同じ事実が伝えられるのです。
数字で伝えるということ
数字を提示すれば、相手は客観的に判断し行動に移すことができます。
プレゼンでは、数字が非常に重要や役割を果たします。もちろん、プレゼンのコンセプトは大切ですが、数字を示されていないプレゼンでは、説得力に欠けます。
「売上2倍」、「固定費100万円の削減」など、伝えたい情報には、何らかの数字があるものです。しかしながら、情報を数字で表すということは、意外と難しいものです。
そこで日頃から、いろいろなものを数字で表したり、把握したりすることを習慣化できるくらにクセつけておくと良いと思います。
では数字で把握する考え方のやり方のコツを伝授しますと、なんでも数字で結びつける。例えばこんな感じです。
・床屋さんにひと月に1回通う。
・今、愛用している時計は、3万円で買って、2年間使っている。
・愛車の走行距離は、6500km
・自宅から会社までの通勤時間は、電車と徒歩で45分
いかがでしょうか。数字で表現するとより具体的に物ごとが分かりやすくなります。
是非、具体的な数字をプレゼンに盛り込み、ビジネスの成果をあげましょう。